木工の変革と未来への責任。

私たちの木工業界は、今まさに試練の時を迎えています。
かつての高度経済成長期には、木工製品は多くの人々にとって身近な存在でした。しかし、時代の流れとともに価値観が多様化し、手作りの木工製品に触れる機会が減少している現状があります。さらに、業界を支えてきた工房が次々と廃業する中で、木工業界は危機的な状況に直面しています。
そんな中、私たちショーセンイーストは、新潟県五泉市に根ざし、六方良しの精神を受け継ぐ企業として、木工業界を牽引する責任を強く感じています。この困難な状況を打破するために、私たちは積極的に行動しています。
まず、現代の生活者の価値観を的確に捉え、それを自社製品に反映させています。また、異文化や他分野とのコラボレーションを推進し、新しい視点でのものづくりに挑戦しています。これにより、木工製品が再び時代に受け入れられる存在となるよう努めています。

そして、私たちは国内に留まらず、世界へと視野を広げ、木工製品の新たな市場開拓に挑んでいます。ショーセンイーストの製品と精神が、異なる文化や地域においても愛され、受け入れられることを目指しています。このグローバルな挑戦を通じて、私たちは日本の木工技術と美意識を世界に発信し、新たな価値を創造していきます。
今後も私たちは、木工業界の課題に真摯に向き合い、木工製品の市場価値と需要を再び高めていく所存です。そして、停滞している業界の空気を一新し、次世代への技術と文化の継承を確実に実現していきます。私たちショーセンイーストは、今の時代に木工を担う責任を果たし続け、未来に向けた挑戦を続けてまいります。想う力。それが、私たちの中心にある力です。